自分の人生は、自分の思いが定める

2006年5月12日

 金持ちの家に生まれて、貧困の境涯を流浪する人がいれば、貧乏のどん底から、大金持ちになる人もいる。金持ちと貧乏人と、どちらが好き?と訊かれたら、へそ曲がりの人を除いて誰でも、迷わず「金持ち!」と答える。だって金持ちは、立派な家に住んで、高級車に乗り、綺麗な服装で、いつもおいしいものを食べている。貧乏人は、いつもみすぼらしくて、貧相である。だから、貧乏は嫌で金持ちに成りたい、と誰でも思うのは当然のことだ。

 金持ちに成るには、どうすればなれるのだろうか?実は、金持ちに成る、ということはそんなに難しいことではない。金持ちに成ろう!と思えば、誰でも成れるものなのである。それなのに、成れそうで成れなかったり、一旦は金持ちに成れても長持ちせず、また元の貧乏に戻ってしまったり、或いは、前より酷い境涯に落ち込んでしまう。金、金、金、と金権万能主義をふりかざして、金を儲けるためにはなんでもやる!と義理も人情も踏み越えて大金を集め、栄耀栄華の限りを尽くして高笑いしていたと思っていたら、あっという間に地獄のどん底へ落ちていってしまった人も、今までにたくさんいた。

 どうしてこうなってしまうのであろうか?要は、最初の「心構え」が問題なんである。「ボタンの掛け違い」と同じで、初めのボタンのかけ方が誤っていれば、成るものも成るはずがない。最後には必ず失敗してしまう。

 人は誰でも、自分の心(おもい)のとおりに、人生を展開していく。

 古語に「人生劈頭、一大事あり、立志これなり」とある。これから展開しようとする自分の人生の入り口で、一番大事なことは、自分はこうなる!という思いを確立することだ、というのである。金持ちに成る、ための入り口で「福の神になる法」をしっかり体に刻み込んで、事業を展開すれば、必ず奇蹟が起きて立派な金持ちに成れる。

◆福の神になる法

  • 人間は一人残ら不
  • 天より生命を享けて
  • 地に生まれる
  • 宇宙神の分身で
  • 神様である
  • 神様に二種類ある
  • 福の神と貧乏神と
  • 福の神の人生は幸福で
  • 貧乏神の人生は不幸である
  • 福の神になるのも
  • 貧乏神になるのも
  • 自分の心が定(き)めることで
  • 他人の故(せい)ではない
  • どこの誰れ彼れの区別なく
  • 今目の前にいる人を
  • 心の底から喜ばせること
  • 只管(ひたすら)それだけを
  • 念じて行じて生きてごらん
  • すると奇蹟が起こる
  • 先ず自分の人相が良くなる
  • 次に周囲の人達の
  • 感謝と善意に包まれて
  • なんの心配もなく
  • 商売は繁盛し
  • 心豊かな毎日となる
  • 福の神になる法は
  •  
  • これしか無い
kaicho_01.jpg牧友会名誉会長
牧内 操




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