今、自分の立っているところの足元を深く掘れ! そこに必ず泉あらん
2005年10月27日
自分の商売が不況のどん底に落ち込んで二進も三進もいかなくなった時は、ほとんどの場合、自分の商売が時流から外れてしまっていることに原因があります。
時流に乗る!にはどうしたらいいか?大きな時代転換期の今、時流に乗る商売をやっていくためには、今までやってきた商売を廃業して、時流に適合した全く新しい商売を始めることだと考える人は大勢います。しかしそれは大変なことで、ヒト・モノ・カネなどなにからなにまで新規に調達しなければならず、容易なことではありません。そしてほとんどの場合、方向大転換は失敗してしまいます。
昔の諺に曰く「今、自分の立っているところを深く掘れ! そこに必ず泉あらん」
今まで長く続けてきた自分の商売の、地盤、看板、経験、力量、人間関係、等々を改めて見直し、深く掘り下げて自分の得意とするところへ集中する、商売の特色をはっきりと打ち出す。なによりも大事なことは、今、目の前の「お客さん」が自分の商売に対してどんな期待を持っているのか、をはっきりと知りそれを掴むことです。その「お客さんのニーズ」を満足させるために、今持っている全力を挙げて対応していく。そうすれば、自分の商売が「時流に乗る」ことは必ず、可能となります。